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まだまだ伸びしろはあるぞ! 巨人の戸郷翔征投手(20)が13日に、オリックスとのオープン戦(京セラ)に先発。6回を投げて3失点(自責2)も、8奪三振と意地を見せた。
既に春季キャンプ中に、原監督から開幕2戦目・DeNA戦(東京ドーム)での先発を指名されている3年目右腕。本番に向けて仕上げていきたい戸郷は、初回に佐野から先制の先頭打者弾、5回にも再び佐野に適時打を浴びるなど、計3点を失ったものの、フォークを武器に低めに集める投球で相手打者からスイングを奪い続け、8個の三振を奪った。
充実の内容に、確かな手応えをつかんだ。「去年よりはいい内容で投球ができているかなと。一つずつ少しではありますけど、開幕に向けていいものが作り出せてきているのかなと思います」。
一方で、開幕本番に向けてはまだまだ良化の余地はありそうだ。「まだ6割7割くらいしかいけてない。コントロールの精度を積み上げて、まっすぐの質も高めていければと思います」。
開幕まで残り約2週間。更なる高みに向けて、投球に磨きをかけていく。