【フィリーズレビュー】シゲルピンクルビーが差し切りV 和田竜「割とイメージ通りに行けました」

好位から差し切ったシゲルピンクルビー(右)

14日、阪神競馬場で行われた桜花賞トライアル・第55回GⅡフィリーズレビュー(3歳牝馬、芝内1400メートル=3着まで優先出走権)は、和田竜二騎手騎乗の8番人気シゲルピンクルビー(渡辺厩舎)が、好位の内で脚をため、直線しぶとく脚を伸ばしてクビ差でタイトルを手にした。2着は2番人気のヨカヨカ、3着には11番人気ミニーアイルが入った。

テン乗りだった和田竜騎手は「新馬戦の勝ち方が良かったので、いいなあと思っていたんです」とかねてから〝想い〟を寄せていたことを打ち明けながら「少しノドの不安があると聞いていたので、新馬戦の時のイメージで競馬ができればと思っていました。枠も良かったですし、スタートも良くて、割とイメージ通りに行けましたね」と想定通りにレースが運んだことを勝因に挙げた。桜花賞については「1ハロン距離が延びるのでそこをどう考慮するか。馬の状態は上がっていますし、勝って臨めますから」と調子の良さで克服可能とジャッジした。

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