【DDT】高木が〝華麗なる血脈〟を持つ「チーム・サラブレッド」結成

これが「チーム・サラブレッド」(左から)なべやかん、納谷、力、高木

14日のDDT・後楽園ホール大会で、高木三四郎(51)が偉大な遺伝子を集合させた新チーム「チーム・サラブレッド」を結成し、28日の東京・後楽園ホール大会でKO―D8人タッグ王座に挑戦すると表明した。

EXTREME戦で荒れ果てたリング上の片付けが行われる中、ビジョンにて青木真也、スーパー・ササダンゴ・マシン、アントーニオ本多、平田一喜組が保持する同王座に高木が「X」「XX」「XXX」の3人と共に次回の後楽園大会で挑戦することが発表された。

さっそうとリングに上がった高木は、まず最初のパートナーに画びょうを片付けていた「昭和の大横綱」大鵬の孫で、元関脇貴闘力の長男・納谷幸男を指名。その上で「プロレスに大事なのはフィジカルでも技術でもなく、血筋です」と叫び、納谷に負けず劣らずの「高貴な血を持つ者」として、日本プロレスの祖で力道山の孫・力と、俳優なべおさみの息子のなべやかんを呼び込んで「俺はあくまでも後見人として高貴な方々をお守りして、KO―D8人タッグを取る。俺たちは『チーム・サラブレッド』だ」と宣言した。

チーム結成になべやかんは「ベルトを取って今までの汚名を晴らします」と闘志十分。力は「このチームで必ずベルトを取って、父・百田光雄に捧げます」と話すと、メンバーの音頭を取って「ウィー・アー・サラブレッド・パワー!!!!!!」と声を張った。

ちなみに、王者チームのリーダー〝バカサバイバー〟青木はこの試合の1か月後、4月29日にシンガポールの格闘技イベント「ONE on TNT IV」(シンガポール・インドアスタジアム)でのセージ・ノースカット(25=米国)戦を控える。過酷な連戦になるが、果たして乗り越えられるか。

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