15日は全国的な晴天 花粉やなだれに注意 16日は西日本や北日本で雨予想

15日~16日の時系列予報(数字は15日の予想最高気温)

 きょう(15日)は全国的に晴れている所が多く、午前中から気温も上がっている。最高気温は鹿児島で21℃、高知や東京で20℃など4月並みの気温となる見通し。ただ、穏やかな天気は長続きせず、16日(火)は天気が下り坂に向かう。

15日夜にかけて晴れ、お迎えに傘は必要ない

15日夜の天気分布予想

 今夜にかけて、日本列島は高気圧に覆われて晴れる見通し。降水確率も低く、多少、雲が多くなっても雨の降ることはなく、お迎えや帰宅時間に傘は必要なさそうだ。

16日(火)は西日本~北陸・北日本で雨が降り出す

16日午前9時と午後3時の雨の予想

 あすは低気圧や前線が近づくため、天気は下り坂に向かう。九州北部や四国では朝から雨、昼ごろには近畿や北陸、北日本の日本海側で雨が降り出す見通し。出かけるときに雨が降っていなくても、傘を持った方が良さそうだ。北日本は次第に、風も強まる見通し。

 一方、関東は天気の崩れはなく、あすも晴れる所が多そうだ。南寄りの暖かい風が吹いて、さらに気温が上がり、東京の予想最高気温は22℃となっている。

花粉となだれに注意

15日午前10時47分現在発表のなだれ注意報

 気温の高い状態が続くため、西日本や東日本の広い範囲で花粉が非常に多く飛ぶ予想だ。また、雪の多い地域では雪解けが進むため、なだれに注意が必要となる。15日11時現在、岐阜県や長野県の山沿い、北陸や北日本の広い範囲になだれ注意報がでている。

(気象予報士・片山由紀子)

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