【春場所】休場の白鵬 7月の「名古屋場所で進退かける」

掲示板で白鵬のボードが「休場」の位置に

大相撲春場所3日目(16日、東京・両国国技館)、横綱白鵬(36=宮城野)が日本相撲協会に「右膝大腿関節軟骨損傷、関節水腫で手術加療を要する。術後約2か月のリハビリ加療を要する見込み」との診断書を提出した。

5場所連続休場となった横綱について、土俵下の伊勢ヶ浜審判長(60=元横綱旭富士)は「横綱として長い間調整がうまくいっていないのはどうかなと。この2日間は動きが良かったように見えたけど、相撲は雑だったと思う」と指摘。

続けて「ただ、休場するのはしょうがない。残った大関陣に優勝を目指して頑張ってほしい」と上位力士に期待を寄せた。

白鵬は早ければ今場所中に再び手術を受ける予定。リハビリ期間を考えると5月の夏場所出場は不透明だが、師匠の宮城野親方(63=元幕内竹葉山)は「(次に進退を)かけると本人が言ってきた。『(7月の)名古屋場所で最後、かけます』と」と明かした。

© 株式会社東京スポーツ新聞社