神田明神や湯島天神に近い御茶ノ水にある創作和食店「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU(レストラン 1899 お茶の水)」。お茶と料理で“和”を表現する和食職人さんが、桜とお茶を組み合わせた春スイーツをお届けしています。期間は初夏の5月末まで。春一色のアフタヌーンティープレートをご紹介します。
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創業120年の伝統あるホテルの「お茶」がテーマの創作和食店
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春散歩にぴったりな大通りに面した「ホテル龍名館お茶の水本店」の1階にある「RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU」。
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テーブル席と縁側のような席があり、日本茶屋のような店内には、茶香炉からお茶が香ります。
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テラス席も利用でき、日向ぼっこをしながら過ごせます。
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現在、桜素材とお茶を組み合わせた「桜とほうじ茶の春色パフェ」(1,700円・税込)と「1899 アフタヌーンティープレート」(1,800円・税込)の春限定のスイーツ2種類が登場しています。
パフェは、カフェタイム(14:30〜16:30)とディナータイム(17:30〜22:00*3月末まで臨時休業)、プレートはカフェタイムでの提供です。
桜がテーマの「1899 アフタヌーンティープレート」を実食
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淡いピンクのいちごパウダーで縁取られたお皿には、スイーツと軽食(全9品)が盛り付けてあります。桜の百合根が日本画のように優美です。
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京都産茶葉の若芽を石臼で挽いた「濃茶アイス」。なめらかで大人味。抹茶の後に桜も香ります。
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ザクザクのタルト生地の「抹茶タルト」。抹茶クリームには豆腐を使っていて、実はヘルシー!胡桃入り小豆あんの風味と食感が余韻を残します。
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「桜色ミルフィーユ 和紅茶クリーム」(右)は、クリームにマスカルポーネチーズを隠し味にして甘すぎず、パイ生地はパリッとシンプルで、いちごとクリームの味を引き立てます。
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米粉でもっちり生地の「さくらあんバターのミニどら焼き」(左)。桜あんには刻んだ桜の塩漬けが入り、バターといちごで斬新な組み合わせに!
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「春色羊羹(2色寄せ)」は、桜の塩漬けを散らした羊羹がプルプルで、抹茶芋羊羹はねっとりとしています。甘すぎず舌触りが異なる2層は品があります。
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クリームの上に苺パウダーで“一八九九”と書かれた「さくらと抹茶のミニパフェ」(上)。
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クリームの下は、玄米、抹茶あられ、酒茶ケーキのローストが重なりサクサク!いちご、桜ジュレ、いちごソース、抹茶プリンと続き、ミニでも豪華な作品に。
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軽食は2種類。「てまり寿司」は、真鯛とほうじ茶の酢飯でさっぱり。
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タラの芽に餅米を砕いた新引粉をつけた「春の山菜 しんびき粉揚げ」は、口の中でプチプチ、カリカリと春が弾けます!
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季節の果物3種が新鮮で、軽食の下に敷いた桜の葉が香り続け、終始、桜の木の下にいる心地で春スイーツを楽しみました。
お供に日本茶も欠かせません!
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通常メニューのほか、日替わりや期間限定のお茶もありますが、今回いただいたのは「1899六煎茶(温)」(800円・税込)。日替わりのお茶請け(胡桃と干柿)付きです。
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全国のお茶から厳選した6種をブレンドし、お湯が水筒に汲んであります。一煎目はまろやかな旨味、二煎目は強い渋み、三煎目は甘みと渋み、とお茶の色と味の変化を堪能。
5月末まで、儚い春を愛でましょう
ちなみに、HPにはスイーツが丁寧に創られる動画も紹介されています。その様子を見てお店に伺うと、春気分もさらに高まりますね。
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一週間ほどで散る儚い桜の季節ですが、桜のスイーツは初夏までの提供なので、ぜひ味覚で楽しむ午後のお花見に訪れてみてください。
RESTAURANT 1899 OCHANOMIZU(レストラン 1899 お茶の水)
住所:東京都千代田区神田駿河台3-4
電話:03-3251-1150
営業時間:11:00~16:30(2021年3月現在)
*3月31日までディナー営業を臨時休業(営業時間は変更する場合あり)
定休日なし
交通:「御茶ノ水駅」から徒歩約3分
HP:https://1899.jp/ochanomizu/
[All photos by kurisencho]