芝田山広報部長「横綱は休めるということではない」 休場続く白鵬、鶴竜に横審の見解は…

芝田山広報部長

大相撲春場所4日目(17日、東京・両国国技館)、日本相撲協会の芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)が電話取材に応じた。

今場所は3日目に白鵬(36=宮城野)が休場して5場所連続で両横綱不在の異常事態。千秋楽翌日の29日には2場所ぶりに横綱審議委員会の会合が開かれる。両横綱は昨年11月場所後の横審会合で「注意」を決議されており、今回も注目を集めることは間違いない。

芝田山部長は「横審の先生方は両横綱に注意を与えた。それに向かって場所前からどうするかということ」と指摘。

続けて「出るとも出ないとも分からない状況をつくったのは問題。横審の先生方がおっしゃるように、横綱は休めるということではないということ。横綱だし頑張ってもらいたい気持ちはあるけど、横綱の立場をどういうふうに考えるかということ」と私見を述べた。

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