大相撲春場所4日目(17日、東京・両国国技館)、大関正代(29=時津風)が幕内北勝富士(28=八角)に屈して早くも2敗目を喫した。
立ち合いで相手の勢いを止めて押し込んだ正代だったが、形勢が逆転して押し出された。取組後は「焦って出て、止められたところを狙われた」と振り返った。
初日から黒星発進で、その後は2連勝しながらも波に乗りきれない大関は体の状態について「(硬さは)残っているような気はしますけど、動いていると思うので」と話す。
ここ最近では序盤戦で2敗を喫するのは珍しく「流れが良くないので、どこかで変えられたら…」と正代。ここから逆襲となるか。