西海「市立大島こども園」落成 4月開園、定員計85人

完成した大島こども園の園舎=西海市大島町

 西海市大島町に4月開園する幼保連携型認定こども園「市立大島こども園」の園舎落成式が17日、現地であった。3月末閉園の市立大島幼稚園と市立間瀬保育所(いずれも同町)を統合する。
 現在の大島幼稚園の園庭に木造平屋の新園舎(延べ床面積約950平方メートル)を建てた。昨年6月に着工し工事費は約3億3480万円。
 0歳から5歳までが対象で定員は計85人。開園後2年間は市が運営し、2023年度から運営法人に市が施設を貸し付ける形態に移行。28年度に民営化する。
 落成式には市議、建設関係者、保護者代表ら約30人が出席した。杉澤泰彦市長はあいさつで「これまでの幼稚園、保育園と同様、運営の充実を図りたい」と述べた。


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