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長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)で20日、最先端のデジタル技術を結集した新エリア「光のファンタジアシティ」がオープンする。新エリアの登場は11年ぶり。
「スリラーシティ」を全面改装した。当初は昨年3月のオープンを予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていた。
花や海、森、宇宙などをコンセプトにした七つの屋内アトラクション施設で構成。それぞれのテーマに合わせた美しい光の世界を楽しめる。来場者が大画面に手で触れると、魚などが出現する仕掛けも多数ある。森のカフェでは、光の花が咲き乱れる中でくつろぎながら飲食できる。
18日に報道陣に公開し、坂口克彦社長は「ただ見たり聞いたりするだけでなく、自分のアクションで反応する楽しさを体験できる」と魅力を語った。
この日は年間パスポート会員が先行体験。家族4人で訪れた大村市立西大村小6年の西岡沙彩さん(12)は「オープンをずっと待っていたのでうれしい。触ると花が咲いたりして楽しかった」と笑顔で話した。