諫早市長選は公明自主投票 21日告示

 任期満了に伴う諫早市長選(21日告示、28日投票)について、公明党は18日の中央幹事会で「自主投票」とする方針を決めた。前回市長選で推薦した現職を含む立候補予定者2人から推薦願が出されていたが、同党県本部は「コロナ禍で従来の活動が困難な状況にあり、新人1人を含む党公認の市議予定候補3人全員の当選に向けて全力を尽くすため」と理由を説明した。
 市長選には現職の宮本明雄氏(72)=自民推薦=、新人で元国土交通省職員の山村健志(つよし)氏(47)、同じく新人で前県議の大久保潔重(ゆきしげ)氏(55)の無所属3人が立候補を予定している。
 前回市長選で現職宮本氏を推薦した政党、団体のうち、公明党のほか、当時の民進の流れをくむ国民民主と立憲民主両党、県内最大の労働組織「連合長崎」も「自主投票」を決定している。

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