「なんとなく顔がぼんやりする」。
その原因は、眉毛の色にあるかもしれません。
眉毛が濃いと、眉マスカラやアイブロウパウダーだけでは色がつきにくいですよね。そのため、アイブロウメイクをしても地毛が目立ってしまったり、髪色とちぐはぐになってしまったり……。
眉本来の色をブリーチすることで、顔全体が明るい印象になり、メイクの時短にもなります。
本記事では、眉のセルフブリーチの方法と、おすすめブリーチ剤などをご紹介します。
眉をセルフブリーチすることのメリットやデメリットは?
眉をセルフブリーチすることで、メイクで眉毛をカラーリングする手間が省けます。
これまで眉マスカラやパウダーで色をつけていた方は、ブリーチによってメイクの時短がかなうでしょう。
また、眉に色がつくことですっぴんも垢抜けた印象に。
通常、量も少なく色もついていないすっぴん眉だと、どうしても顔全体がぼやけた印象になりますよね。ブリーチをすることで、メイクをしていなくても眉色は明るいため、すっぴんも華やいだ印象になります。
一方で眉ブリーチは「肌に刺激を与えてしまう可能性がある」というデメリットも。
眉毛は目にも近くデリケートな場所なため、やり方やブリーチ剤によっては肌が傷んでしまうケースが。
正しいブリーチを行い、肌トラブルの発生をできるだけ回避しましょう!
おすすめの眉ブリーチ剤は「ジョレン クリームブリーチ」
家庭用の眉ブリーチとしてポピュラーなブリーチ剤は、「JOLEN JAPAN」の「ジョレンクリームブリーチ」です。
アロエ成分が配合されているため「肌に優しいブリーチ剤」として人気を集めています。
また、液だれしにくく扱いやすいため、眉ブリーチが初めての方にもおすすめです。
注意!「エピラット」は眉への使用は不可
除毛・脱毛で人気の「エピラット」シリーズにもブリーチ剤があります。
SNSなどの投稿では眉のブリーチ剤として使用している方も見られますが、公式では「顔には使用しないように」と注意喚起もされています。
肌トラブルが起こる可能性もあるため、眉ブリーチでの使用は避けましょう。
眉のセルフブリーチのやり方
なるべくリスクを抑えて、きれいに眉を脱色するやり方を紹介します。
順を追ってみてみましょう。
1. 眉毛の汚れを取る
まず、眉毛の汚れをしっかり取り除きましょう。埃や油脂が残っていると、ブリーチ剤が染み込みにくくなります。
眉部分だけ洗顔をしたらしっかり水分を取り除いて乾かしましょう。冷風ドライヤーで風をあてても良いですね!
2. 眉の周辺をワセリンやクリームで保護
眉の周りにワセリンやクリームを塗って、肌を保護します。
この時、眉毛には塗らないように! 眉毛にかかってしまうとブリーチ剤が染み込みにくくなります。眉毛を事前に洗った意味もなくなってしまうため、注意しましょう。
3. ブリーチ剤を混ぜる
ブリーチ剤を混ぜていきます。
ブリーチ剤は通常、1液と2液に分かれているのが一般的。説明書通りの分量で配合をします。
少量しか使わないため、アルミホイルや、ブリーチ剤に付属のパレットがあれば、その上で混ぜていきましょう。
4. 眉に均一に塗る
ブリーチ剤がしっかり混ざったら、眉に均一に乗せていきます。
このとき、眉毛の流れとは逆方向にブリーチ剤を伸ばすことで、根元まで塗り込みやすくなりますよ。
眉毛以外のところにはみ出してしまったら、綿棒でぬぐいとりましょう。
5. 10分間放置
ブリーチ剤を塗り終えたら、10分間放置します。
眉毛に触れないために、さらに浸透度を上げるために、ラップやコットンを眉上に乗せておくと良いですよ。
放置時間は10分が目安ですが、ヒリヒリ感じたら10分待たずにその時点で中止しましょう。
また、10分以上の放置は肌にも影響を与える可能性が高いため、おすすめしません。
6. コットンで拭き取り水で洗い流す
10分たったら、ブリーチ剤をコットンで拭き取りましょう。
その後、眉に残ったブリーチ剤を水で洗い流します。
ブリーチは日数が経つにつれて毛色が明るくなる傾向にあります。
ブリーチ直後は暗く感じても、数日後にはさらに色が抜けていくかもしれません。
それでももっと眉色を明るくしたい場合は、ブリーチ後最低2~3日後、肌トラブルが何も発生していないようでしたら再ブリーチをしてみてください。
眉のセルフブリーチの頻度
眉のセルフブリーチはリタッチが難しいです。
かといってあまり明るい部分が残った状態で再ブリーチをすると、まだらになってしまう可能性も。
そのため再ブリーチは、眉の地毛が伸びてブリーチ部分が目立たなくなってきた頃がおすすめ。最初のブリーチから約1カ月後を目安にしましょう。
また、眉の色だけでなく、肌の状態も見た上で再ブリーチをしても大丈夫そうか判断をしてくださいね。
眉のセルフブリーチの注意点
どんなブリーチ剤も、肌への刺激はゼロではありません。
ましてや顔というデリケートな部分であれば、トラブルが起こる可能性も高まります。
眉のセルフブリーチの注意点をあらかじめしっかり把握しておきましょう。
(1)ヒリヒリしたらすぐに中止する
眉のセルフブリーチをしている際、ヒリヒリと肌に刺激を覚えることがあります。
痛みを感じても「まだ脱色しきってないから」とブリーチを続けるのは危険! すぐに洗い落としてブリーチを中止してください。
(2)肌にはつけない
眉毛の根元までしっかりブリーチをしようと、肌にまでブリーチ剤を塗布してしまう方もいるかもしれません。
しかしブリーチ剤が肌につくと、赤みや湿疹が出る可能性があります。眉の色が薄くきれいになっても、眉周り全体にブツブツや赤みがあっては残念ですよね。
ブリーチ剤が肌についたらすぐにティッシュやコットンでオフしましょう。
(3)不安な場合はサロンでお願いをすること
眉毛のセルフブリーチは、失敗をすると肌荒れを引き起こす可能性が高いです。
その上、上手に染まらず、まだらに色が抜けてしまうことも。
不安な方は、サロンでの施術をおすすめします!
まとめ
眉ブリーチをすることで、すっぴんが垢抜けるうえにメイクの時短も叶います。
しかし眉ブリーチには危険も伴うため、注意点をよく把握することや適切な商品を使うことが大切。
適正なやり方で、理想の眉カラーを実現してくださいね。
※通販サイトにより価格は変動する場合があります