麻生財務相 今度は「マスクいつまで」発言で炎上! 定期的な“舌禍”は確信犯か

定期的に失言する麻生財務相

麻生太郎財務相(80)が19日、閣議後の会見で「マスクなんていつまでやるのか」と発言したことが大きな波紋を呼んでいる。

麻生氏は会見で質問した記者に対し、マスクで「熱くなって、口の周りがかゆくなって皮膚科が流行っているそう」とした上で「記者なら知っているだろう」と逆質問した。

この発言が報道されると、ネット上は大荒れに。「誰のせいでまだマスクしなきゃいけないと思ってんだろう」「あんたたちが『しろ』って言って、アベノマスク配ったんじゃないのか」など、コロナ対策で後手に回った上に無責任な口ぶりの麻生財務相に大ブーイングが飛んだ。

これまでも歯に衣着せぬ「麻生節」でひんしゅくを買ってきた。昨年2月末にサウジアラビアで行われたG20が閉幕する際、蔓延が懸念されるコロナについて「ウイルスは4月か5月になったら落ち着いていくだろう」と見解を語っている。1年以上が過ぎた現在も感染者数は抑えきれていない状況で、極めて甘すぎた見通しは批判の的になっている。

さらに昨年6月の参院財政金融委員会では、当時の日本のコロナ感染者の死亡率が他国より低い状況を語り、他国からの問い合わせに「『おたくと、うちの国とは国民の民度のレベルが違うんだ』って言ってやるとみんな絶句して黙る」と、上から目線で答えていた。

「わざとやってるのか!?」と言いたくなるほど定期的に“舌禍事件”を起こし、国民の怒りを買うという負のループはまだまだ続きそうだ。

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