レイズ・筒香 オープン戦初のマルチ安打

筒香(ロイター=USA TODAY)

レイズの筒香嘉智外野手(29)が、今年のオープン戦で初のマルチ安打を記録した。筒香は19日(日本時間20日)のフロリダ州フォートマイヤーズで行われたレッドソックスとのオープン戦に「1番・一塁」でスタメン出場し、3打数2安打1得点だった。6回に代打を送られ退いた。

この日は3打席ともレッドソックスの先発右腕・イオバルディと対戦。初回先頭の第1打席は、1ストライクから2球ファウルして4球目の外角カーブを打ち上げて左飛に倒れた。

2回一死一塁での第2打席は、1ストライク後の高め速球をレフト線へ運ぶ二塁打で走者二、三塁とチャンスを広げ、暴投と適時打でホームを踏んだ。4回二死無走者の第3打席は、初球のやや外角寄りの速球をライナーではじき返す中前打で出塁した。

第2打席の二塁打は、4試合ぶりの安打となり今オープン戦で初の長打。これまでわずか1安打しか放っていなかったが、これで19打数3安打、打率1割5分8厘とした。あとはオープン戦残り11試合で一発が欲しいところだ。

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