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新型コロナウイルス感染拡大で延期していた神奈川県海老名市の成人式が21日、海老名運動公園総合体育館(海老名市社家)で開かれた。1月11日の予定だったが延期となり、緊急事態宣言の解除、感染状況が落ち着いていること─を開催の条件としていた。
新成人は1318人。例年は1部形式の式を午前、午後の2部に分け、会場も市文化会館から、より広い総合体育館に変更して密を防いだ。
内野優市長は「コロナに負けず前を向いて元気でがんばっていただきたい。昨年暮れから成人式をどうしようか、ずっと考えていたが、伊藤文康教育長がどうしてもやりたいと主張した」と開催にこぎ着けた経緯に触れてあいさつ。出席者全員でクラッカ-を鳴らして成人を祝い、市内の農家から贈られたカ-ネ-ションを1本ずつ配った。
新成人で成人式実行委員会の石亮輔委員長は「率直にうれしい。年度を越えての開催となると集まるのも難しいので、年度内に開催できて良かった」とほっとしたように話していた。