【K―1】村越優汰が芹澤竜誠を返り討ち「俺はこのレベルじゃない」

村越(左)の強烈な左が芹澤をとらえた

立ち技格闘技「K―1」の年間最大イベント「K’FESTA.4 Day.1」(21日、東京ガーデンシアター)で村越優汰(26)が芦澤竜誠(25)に、3―0の判定で下し、リベンジを狙う相手を返り討ちにした。

17年12月の判定勝利以来の再戦。3年前からの大きな進化を強調する相手に1ラウンド(R)から強烈なプレッシャーをかけられ、ロープを背負う場面もあった。2Rには左フックを被弾。パワーアップした芦澤に苦しめられた。それでも距離を取りながら前蹴り、ミドルキックで応戦。3Rも前に出てくる攻めをさばき切って判定勝ちに持ち込んだ。

試合後は「今回は最初から最後まで前に出てきた。スタミナ面も変わっていた」と苦戦を認めつつ「プレッシャーは想定内。(あのプレッシャーだと)自分の戦い方も体力を使う。でもそれを受け切った」と自信を深めた勝利だった。最後は「俺はこのレベルじゃない。もっと上まで行く」とさらなる高みを見据えていた。

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