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長崎県壱岐市内の中高生が地域創生などについて考え、実践する「2020壱岐なみらい創りプロジェクト」の発表会がこのほど、同市郷ノ浦町の壱岐の島ホールであった。
県立壱岐高ヒューマンハート部の探究チームは、5チームに分かれて部活動の取り組みやアイデアを発表した。最優秀賞に選ばれたのは「島ヒュッゲ」チーム。ヒュッゲはデンマーク語で「楽しい時間」や「心地いい空間」などを意味する。冬の観光客増加を狙い、温泉などを活用したりキャンドルをともしたりして心地のいい空間で仲間と食事などを楽しむ観光プランを提案した。
同チームの2年、山口陽依理さん(17)は「活動に参加して視野が広がった。試行錯誤して、いいプランを立てることができた」と話した。
中学校4校の各チームは、本年度取り組んだ「住み続けたいまちづくり運動」の活動成果を発表。ごみのポイ捨て問題や自然環境保護などの取り組みを報告し、各チームに白川博一市長からSDGs奨励賞が贈られた。