【ドバイシーマC】クロノジェネシスに騎乗の北村友一「いい状態で向かえそう」

有馬記念を制したクロノジェネシスとの初の海外遠征に北村友は気合が入る

春のGⅠシリーズが始まる直前の日本時間27日深夜、UAE・ドバイのメイダン競馬場で「ドバイワールドカップデー」が開催される。日本からは12頭が6つの競走に出走するが、最も注目を集めているのは昨年の夏冬グランプリを制したクロノジェネシスと、同期のオークス馬ラヴズオンリーユーが激突するGⅠドバイシーマクラシックだろう。クロノジェネシスに騎乗する北村友一(34)は今回が初の海外遠征。国内最終追い切りの感触も含め、海外競馬初参戦の心境は?

――国内最終追い切り(15日)の手応えは

北村友 いい反応でした。体幹に関してはそれまでも良かったんですけど、ストライドという面では前の週よりも伸びているように感じました。体の使い方が良くなっていますね。

――ドバイでの調整に関しては

北村友 向こうに輸送してからの状態がどうかという面もあるので、現地で相談しながらですね。ゲートボーイなどに関しても同様です。いい状態で向かえそうだな、という感触はあります。

――ドバイの競馬についての知識は

北村友 海外競馬にあまり興味は持ってなくて、それこそドバイワールドカップくらいしか知らないくらい。ドバイシーマクラシックの時間帯がナイターであることも初めて知ったくらい。ただ、パートナーが頼りになるので彼女に任せて頑張りたいですね。

――日本のGⅠシーズンを捨てて乗りに行く

北村友 本来ならうれしくて仕方がないところなんですけど、今回は帰国して2週間の隔離措置がありますからね(苦笑)。特に帰国してからの3日間はホテルから出られない。その3日間がつらくならないためにも結果を出して帰りたいです。

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