【フロリダ州セントピーターズバーグ21日(日本時間22日)発】WWEのPPV大会「ファストレーン」が開催され、インターコンチネンタル王者のビッグE(35)は怨敵アポロ・クルーズ(33)に辛勝した。
王者は挑戦者にスマックダウン(SD)2月19日大会でアポロに階段攻撃を受け、腕神経を負傷。約3週間の欠場を強いられ、12日大会で復活。同大会で制裁を予告して王座戦が実現した。
開始からスピアーで挑戦者を吹き飛ばした王者は、一気にパワーを全開して挑戦者を圧倒。オリンピックスラムを浴びてあわやの場面もあったものの、カバーに入った挑戦者を逆に強引に押さえ込んで3カウントを奪った。試合後は納得がいかないアポロに五輪スラム連打を浴び、今後にまたもや因縁を残した。
また元UFC戦士のUS王者リドル(35)は、暗黒破壊集団「レトリビューション」のムスタファ・アリ(34)を雪崩式プロデリック(変型脳天砕き)で退け、防衛にした。アリは配下のTバーとマイスにダブルチョークスラムで決別の意を表明され、破壊集団は解散必至となった。