【フロリダ州セントピーターズバーグ22日(日本時間23日)発】WWEロウ大会が配信され、祭典「レッスルマニア37」(4月10、11日)でWWE王者ボビー・ラシュリー(44)に挑戦する元王者のドリュー・マッキンタイア(35)が、祭典での「セコンド介入禁止」をかけたハンディキャップ戦で勝利。王座戦は介入者なしで行われることになった。
前夜の「ファストレーン」で元盟友シェイマス(43)を撃破して祭典の王座戦に駒を進めたマッキンタイアは、ロウタッグ王者でラシュリーと同じハート・ビジネスに属するシェルトン・ベンジャミン(45)、セドリック・アレキサンダー(31)との1対2ハンディキャップ戦に出陣。マッキンタイアが勝てば、ハート・ビジネスの2人は王座戦でセコンド介入禁止というルールだ。
祭典での王座奪取を誓うマッキンタイアは大苦戦を強いられたが、最後は敵軍をクレイモア(ランニング式シングルドロップキック)でまとめて蹴散らし、アレキサンダーから3カウントを奪った。
試合を見届けた王者ラシュリーはロッカールームで他の選手に当たり散らしたものの、後の祭りだ。祭典の王座戦は、正統派を貫く元王者マッキンタイアが、がぜん有利となってきた。
「レッスルマニア37」は日本時間4月11、12日にWWEネットワークで配信される。