本庁舎や支所の混雑状況をランプで表示 佐世保市

窓口の状況を3段階で表示する「混雑ランプ」

 長崎県佐世保市は新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、本庁舎や各支所の窓口の混雑状況をリアルタイムで伝える「混雑ランプ」を県内の自治体で初めて導入した。市民に「3密」を避けた行動を促す狙い。
 各窓口の状況を▽空き(青)▽やや混み(黄)▽混み(赤)-の3段階で表示。市のホームページで確認できる。本庁舎1階の戸籍住民窓口課、支所16カ所、子ども発達センターが対象で、2月24日から実施している。
 今後、市内の避難所や選挙の投票所など約200カ所でも導入予定。市情報政策課の担当者は「3密回避に役立ててほしい。待ち時間を短縮し、手続きがスムーズになるという利点もあるので、ぜひ参考にしてほしい」と話した。

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