全国各地で採取される東京パラリンピックの聖火を巡り、相模原市が2016年7月に入所者ら45人が殺傷された知的障害者施設「津久井やまゆり園」（同市緑区）で採火する方針であることが23日、市などへの取材で分かった。
市は共生社会の実現を目指すパラリンピックの理念に沿って、「あらゆる差別をなくし、共生社会実現へのメッセージを発信したい」としている。
市はこの方針に関し、同園を運営する「かながわ共同会」などと協議し、合意した。大会組織委員会にも報告しており、最終調整している。
東京パラ聖火、「津久井やまゆり園」で採火へ 相模原市「共生社会実現のメッセージに」
- Published
- 2021/03/23 23:10 (JST)
- Updated
- 2021/03/23 23:20 (JST)
