宮崎県内下落率9年ぶり拡大 公示地価

 国土交通省が23日に発表した公示地価(1月1日時点)で、県内の平均変動率は、住宅地が前年比マイナス0.3%で21年連続、商業地が同0.9%で30年連続で下落した。下落率はいずれも前年(住宅地マイナス0.2%、商業地同0.7%)から悪化。下落幅が拡大するのは9年ぶりで、新型コロナウイルス禍により、近年の地価の改善傾向にブレーキがかかった格好だ。前年から地価が上昇した地点は、前年比で40地点少ない18地点だった。

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