笑撃事実!? 巨人・井納が二軍戦で5回2失点 頭部裂傷から驚異的回復も…

〝宇宙人〟の愛称を持つ井納翔一

巨人の井納翔一投手(34)が24日に、イースタン・リーグの西武戦(カーミニークフィールド)に先発し、5回2失点だった。

開幕に向けて最後の調整登板となった井納だったが、初回に2本の安打で一死一、三塁と早々にピンチを招くと、佐藤に犠飛を放たれてあっさりと失点。以降は立て直して安定した投球を見せるも、3回には愛斗にソロ弾を放たれるなど、課題も残す登板となった。

登板後、井納は「しっかりと落ち着いていかないとなりませんでした。それ(初回)以降は捕手の配球に応える投球ができたと思います。もう1度しっかりと準備して開幕を迎えたいと思います」と反省。修正を加えながら、先発予定濃厚となっている中日との対戦カード(バンテリン)に臨む。

井納は15日の練習中に頭部を裂傷し、数針縫うアクシデントに。それでも〝宇宙人〟との愛称通りの驚異の回復力を見せ、26日には抜糸予定と、なんとか開幕に間に合うまでに復活した。あまりの治癒力に宮本コーチも「彼は多分痛覚がないみたいなんで。普通にやっております」と驚きの表情を浮かべていた。

一方で、超人・井納にも弱点が…。「痛そうなそぶりを見せない。ただ髪を洗う時に(傷口に)慎重になって洗っています」と〝笑撃〟の事実を明かした同コーチ。「鬼の目にも涙」ならぬ「宇宙人の目にも涙」といったところか――。

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