長崎県内の小中高で修了式 リモートや運動場など

高木校長(右)から修了証を受け取る児童=大村市立松原小

 長崎県内のほとんどの公立小中高校で24日、修了式があり、児童生徒が約2週間の春休みを迎えた。
 新型コロナウイルス感染防止対策で、式をリモートなどで行う学校もあったが、大村市松原本町の市立松原小(104人)は運動場で実施。高木修校長が各学年の代表者に修了証を手渡し、「新型コロナで当たり前の日常が崩れてしまったが学ぶことも多かった。皆さんのパワーに感謝する。春休み中に事故やけがのないよう安全に過ごしてください」と呼び掛けた。
 児童を代表して5年の田中翔君(11)は「周りをよく見て、みんなを引っ張っていける6年生になりたい」と抱負を語った。転勤する先生の離任式もあり、児童たちが別れの言葉を述べた後、花のアーチをつくり、拍手で見送った。
 新年度の始業式は多くの公立小中学校で4月6日、県立高では8日にある。

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