ジャイアンツの開幕投手はゴーズマン 開幕投手決定は23球団目

日本時間3月25日、ジャイアンツは今季の開幕投手がケビン・ゴーズマンに決定したことを発表した。ゴーズマンが開幕投手を務めるのはオリオールズ時代の2017年に続いて2度目であり、ジャイアンツ移籍後では初めて。また、ゴーズマンと開幕投手を争っていたジョニー・クエイトは開幕2戦目に先発予定。ローテーションの順番通りにいけば、クエイトが日本時間4月10日に行われるロッキーズとの本拠地開幕戦に先発することになる。

現在30歳のゴーズマンは2019年オフにレッズからFAとなり、1年契約でジャイアンツに加入。昨季はロングリリーフからのスタートとなったものの、開幕直後にローテーション入りを果たし、12試合(うち10先発)に登板して59.2イニングを投げ、3勝3敗、防御率3.62、79奪三振をマークした。

スプリッターの精度が向上して被打率.097、空振り率49.0%と大きな武器となり、奪三振率11.92は自己ベストを更新。昨季終了後にFAとなったあと、年俸1890万ドルのクオリファイング・オファーを提示され、それを受諾してジャイアンツに残留した。

なお、ブルージェイズ、アスレチックス、ブレーブス、パイレーツ、ダイヤモンドバックス、ロッキーズ、パドレスの7チームを除く23チームはすでに今季の開幕投手を発表済み。以下のような顔ぶれとなっている。

オリオールズ:ジョン・ミーンズ(初)
レッドソックス:エドゥアルド・ロドリゲス(初)
ヤンキース:ゲリット・コール(3度目)
レイズ:タイラー・グラスナウ(初)

ホワイトソックス:ルーカス・ジオリト(2度目)
インディアンス:シェーン・ビーバー(2度目)
タイガース:マシュー・ボイド(2度目)
ロイヤルズ:ブラッド・ケラー(2度目)
ツインズ:前田健太(初)

アストロズ:ザック・グレインキー(5度目)
エンゼルス:ディラン・バンディ(2度目)
マリナーズ:マルコ・ゴンザレス(3度目)
レンジャーズ:カイル・ギブソン(初)

マーリンズ:サンディ・アルカンタラ(2度目)
メッツ:ジェイコブ・デグロム(3度目)
フィリーズ:アーロン・ノラ(4度目)
ナショナルズ:マックス・シャーザー(6度目)

カブス:カイル・ヘンドリックス(2度目)
レッズ:ルイス・カスティーヨ(2度目)
ブリュワーズ:ブランドン・ウッドラフ(2度目)
カージナルス:ジャック・フラハティ(2度目)

ドジャース:クレイトン・カーショウ(9度目)
ジャイアンツ:ケビン・ゴーズマン(2度目)

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