ニッキー・バットはマンチェスター・ユナイテッドの育成部門責任者を退任し、本格的に監督業に挑戦すると明かした。
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9年間オールド・トラフォードで育成部門を統括していたバットは、マーカス・ラッシュフォードやメイソン・グリーンウッドなど多くのアカデミー選手をトップチームに輩出。現役時代にはトレブルを経験するなどマンUのレジェンドとなったバットは、新たな挑戦のため退任を決意したとオフィシャルサイトで伝えた。
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「私自身がアカデミーを経てマンUで約400試合に出場した経験を活かし、再びここで同じ道を歩む新しい世代の才能と一緒に仕事できたのはとても光栄だった。若い選手が最大限に可能性を発揮できるようスタッフ全員が役割を果たせて誇りに思っている。その結果明らかにトップチームに昇格する若手選手が増えていった」。
「マンUを離れることはどれだけ難しいことが分かっているし、選手時代から過ごしてきたクラブだ。しかし新しい挑戦をするにはちょうどいい時期だと感じ、過去9年間ここで得た経験を基に機会を探っていきたいと思っている」。
また現役時代から同僚だったオーレ・グンナー・スールシャール監督も、バットに惜別のメッセージを送っている。「ニッキーは6度のプレミアリーグ優勝、もちろんトレブル達成に欠かせない選手と存在として、マンUの伝説になっている。練習場から彼の姿なくなるのは寂しいが、ニッキーはいつでも歓迎されるだろう」。