「結婚できないにはワケがある。」速水もこみちが人形を溺愛する癖が強すぎるイケメン上司に。ヒロインは若月佑美

ABCテレビ、テレビ神奈川ほかでは、速水もこみち主演の連続ドラマ「結婚できないにはワケがある。」(ABCテレビ=4月18日スタート 日曜午後11:55、テレビ神奈川=4月20日スタート 火曜午後11:00)がスタートすることが分かった。昨年、「この男は人生最大の過ちです」(ABCテレビ)でドM社長に扮(ふん)した速水が、本作でまたもや癖が強すぎるイケメンエリート上司を怪演。そして、奇妙な恋の渦中に飛び込んでしまったヒロインを若月佑美が熱演する。

電子書籍2300万ダウンロード(2021年3月現在)を突破した邑咲奇(むらさき)氏による人気コミックを実写化。30歳までに理想の男性との結婚を夢見る29歳の後藤まりこ(若月)にとって、課長の富澤光央(速水)は理想通りの完璧な男だった。イケメンで高身長、高学歴、出世街道まっしぐらの富澤課長だったが、人には言えない秘密があった。彼は「みちゅこ」という名の人形に愛情を抱いていた。富澤課長をめぐる、みちゅことまりこの不思議な三角関係が描かれる“ピュアすぎる”ラブストーリーだ。

本作への出演について、速水は「もともと読んでいた原作なのでお話をいただけて本当にうれしかったです。前回とはまた一味違った『クセ』のある上司を演じられるのが楽しみです」と喜び、今回演じる役どころは「一見完璧で理想的な上司ではありますが、実は人形愛好者。みちゅこという人形を肌身離さず、大事に抱える姿に魅力を感じました(笑)。若月さん演じるまりことの出会いで光央がどう成長していくのか。また、みちゅことの三角関係がどのように展開していくのかをお楽しみいただけたらと思います」と見どころとともに語った。

一方、若月は「原作がコミカルでキュートでとても面白かったので出演が決まった時はうれしく、撮影が楽しみでした! (今回演じる「後藤まりこ」は)たまにドジをするけれど、基本はしっかり者でちゃんと自分を持っていて相手を思いやれるすてきな女性です。結婚への憧れが人一倍強いけど、誰でもなんでもいい訳じゃないところがちゃんとしていて共感できる部分がたくさんありました! 登場人物みんながお互いを理解し合って尊重して、助け合っている。とても温かい気持ちになれる作品です!」と役柄に触れつつアピール。

ドラマを手掛ける本田隆一監督は「男と女とみちゅこの三角関係を描くドラマということで、衣装合わせの時に初めてみちゅこさんとお会いしましたが、正直、誠に失礼ながら、ちょっと気持ち悪いなというのが第一印象でした。ところが撮影3日目の現在、現場のみちゅこさんは確実にかわいく見えてきています。『婚ワケ』という不思議なドラマも、最初こそ『なんだこれは!?』と、なるかもしれませんが、見続けているうちに登場人物のキュートさにひかれてどんどん目が離せなくなる、そんな作品になればと思いながら、日々撮影を進めております!」と意気込みを表した。

さらに、原作者・邑咲奇氏は「みちゅこがドラマ化するということで、キツネにつままれたような気持ちでおります。なんならまだ心のどこかで、本当はうそなんじゃないかと思う自分がおります。これは現実なのでしょうか…みちゅこが…みちゅこが…ドラマ化……!」と喜びのコメントを寄せている。

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