“ダウンタウン派”今田耕司 中山秀征との“バチバチ抗争”を証言「すごかったんよ、派閥」

今田耕司

お笑いタレント・今田耕司(55)が23日深夜放送のテレビ東京「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」に出演。中山秀征(53)との“バチバチ抗争”を打ち明けた。

2人はフジテレビ「殿様のフェロモン」(1993~94年)で共演。「ナインティナイン」「極楽とんぼ」らもレギュラー出演していた。

今田はプロデューサーから中山を「秀ちゃんと呼びなさい」と指示されていたというが、かたくなに「中山君」と呼び続けたという。MCの若林正恭から「負けちゃいけないみたいなのはあるんですか?」と聞かれると、今田は「すごかったんよそのころ、(フジテレビ内に)派閥とか」と回想を始めた。

「『とんねるず班」『(オレたち)ひょうきん(族)班」とか、あともう1個あって。『(ダウンタウンの)ごっつええ感じ』のプロデューサーが、ひょうきん(族の)ディレクターだった人で、そっちの流れやったりしてとか。そのひょうきんディレクターが『ドラゴンボール』みたいにバッと分かれたんや。だからその人たちがバチバチやったわけよ」

「殿様のフェロモン」はその3派閥が集結した“画期的な”番組だったそうで「『ごっつ』の食事会かなんかで、初めて東京で兄さん(ダウンタウン)と違う番組の司会をやるらしいな、と。その時は兄さんが直接というより、周りの人が『分かってるよね?』みたいな。『このチームの若手代表で行くんだよ』って言う空気は感じた」という今田は「俺は油紙に包んだ何かを渡された気がしたんよ。物はないけど、見えたんよ」とやくざ映画で拳銃を渡すシーンに例えながら証言した。

さらに「だから1回目の放送前に、秀ちゃんと番組やってるスタッフと盛り上がってるわけよ。それ見ながらこっちは油紙持ちながら『今からドンパチ始まる時に…』って」と回顧。ナイナイや極楽とんぼとも今の関係性とは違ったといい「2丁拳銃で狙ってる感じよ、俺渡されてるから」と告白した。

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