阪神・藤浪「初回から出し惜しみなく」初の大役に“全開投球”予告

投球練習する阪神・藤浪

阪神・藤浪晋太郎投手(26)が25日、ヤクルトとの開幕戦の舞台・神宮球場で前日練習に臨み、マウンドの感触を確かめるように投球を行った。

今春から取り組んでいるワインドアップモーションにセットポジションも含め計29球。プロ9年目にして初めて臨む大役へ最後のデモンストレーションを行った。

今シーズンは延長戦を行わず、すべての試合を9回で打ち切ることが決定。“先手必勝”を期しどのチームも早め早めにスイッチするケースが増えることが予想される。藤浪も「もちろん完投を目指したいですが、どのチームもどんどんリリーフをつぎ込む野球になると思う。自分としても初回から出し惜しみすることなく、使えるボールを使っていこうと思う」と“全開投球”予告。晴れの大舞台へ向け腕をぶした。

© 株式会社東京スポーツ新聞社