志らく 聖火リレーに絡めて〝恨み節〟「こちらは番組の火が消えるのにねぇ」

志らく

朝の情報番組TBS系「グッとラック!」は26日をもって放送終了。ファイナルが近づくにつれてMCの落語家立川志らく(57)の発言が暴走気味になっていたが、最終回も“恨み節”が聞かれた。

いきなり、「スタジオで死んでやろうかと思った」と「とくダネ!」の小倉智昭キャスターのセリフを引いて幕を開けたラスト放送。東京五輪聖火リレー出発のニュースで、「聖火に火がともって、いいなと思う。こちらは番組の火が消えるのにねぇ」。番組開始から“暴走”を心配していた共演者たちから「自虐みたいになっているけど…」「(冒頭に志らく自身が)千秋楽って言ったじゃない」などと抑える声が飛び交った。

コロナ禍での聖火リレーは議論を呼んでいる。志らくはランナーたちを批判するつもりはないとした上で、「小池さんはあれだけステイホームを推奨しているのに、リモートで範を示すべきだと思いますね」と福島県での出発式典に参加した小池百合子東京都知事の判断に疑問を呈した。

コメンテーターを務めるTBS系情報番組「ひるおび!」で毒舌ぶりが評判を呼び、2019年10月期に始まった「グッとラック!」でMCを任され、「ひるおび!」の出演も続ける異例の態勢でしゃべり続けてきた志らく。昨年秋にはお笑い芸人の田村淳(47)をメインコメンテーターに迎えて視聴率が振るわない番組のテコ入れがなされたが、露出する場の一角がもがれた。

29日からはお笑いコンビ「麒麟」の川島明(42)らがMCの「ラヴィット!」が始まる。志らくは「みなさんご覧になってください」と言いつつ、「私は見ませんけど」と付け加えた。

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