【センバツ】具志川にまたも福岡大大濠の壁…喜舎場監督は選手をねぎらう「目がキラキラしていた」

敗れた具志川商ナイン

具志川(沖縄)がまたも福岡大大濠(福岡)の前に涙を飲んだ。昨秋の九州大会で完封負けを喫した相手エースの毛利海大投手(3年)に対し、雪辱に燃える打線が食らいついて4―4と延長に突入。しかし、3回から2番手で登板した新川俊介投手(3年)が延長11回、松尾光気外野手(3年)に勝ち越しの一発を浴びるなど4点を許し、4―8と力尽きた。

21世紀枠の8強入りはならなかったが、試合後の喜舎場正太監督は「秋に負けた悔しさを糧にやってきた。受け身にならず、積極的にどんどん踏みこんで行こうと。100%、120%の力を出してくれたし、引き続きやっていく。選手は野球少年のように目がキラキラしていた。こっちに来て2週間経ちますが、心技体が成長してひと皮むけた。盗塁を3つ刺されても結果は何とも思わない。胸を張って沖縄に帰ろうと言いました」と選手をねぎらい、再出発を誓った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社