眼下に有明海が広がる長崎県南島原市南有馬町の菖蒲田(しょうぶた)地区の丘で、桜と菜の花が咲き誇り、里山の春を色鮮やかに染めている。見ごろは今週末までという。
約60アールの菜の花はピークを過ぎたが、約50本の桜は今が盛り。養蜂を趣味にしている近くの無職、鬼塚正博さん(71)が一昨年秋から栽培しており、花の香りに誘われたミツバチが、元気に飛び交っていた。
24日に中学時代の旧友数人を誘って花見を開いた鬼塚さん。「淡いピンクと黄色、青い空と海の絶景をめでながら飲む酒は最高にうまい」とご満悦の様子だった。
桜、菜の花、有明海… 南島原・菖蒲田で一望
- Published
- 2021/03/26 23:35 (JST)
- Updated
- 2021/03/27 12:01 (JST)
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