【新型コロナ】横浜マラソン、今年はリアルとオンライン併用で10月31日開催

横浜マラソン(過去の開催から)

 横浜市や県などで組織する「横浜マラソン組織委員会」は26日、「横浜マラソン2021」を10月31日にオンライン併用で開催する、と発表した。新型コロナウイルス感染症対策として、リアル参加者は例年の約3割減とし、更衣室や荷物預かりの会場は3カ所に分散させる。

 開催種目は、リアル開催が「フルマラソン」(募集人数計2万人)と「車いすチャレンジ」(約2キロ、同100人)の2種目で、オンラインはフルマラソン(同8千人)のみ。例年行っていた7分の1フルマラソンは取りやめる。

 待機列の間隔を確保するため、スタート地点は道路幅の広い市役所前(中区)に変更。これまで会場で行っていた物販やイベントについてはオンラインで開催する。オンライン参加者はアプリに登録の上、10月31日~11月14日の間に各自フルマラソンの距離を走る。

 エントリーはリアル参加が4月7日から、オンライン枠は7月1日から大会のサイトを通して申し込む。

 コロナの影響で、昨年11月に予定していた「横浜マラソン2020」は中止となっており、今年も感染状況によってはリアル参加の中止もあり得るとしている。市の担当者は「感染症対策を徹底し、安心安全の大会を目指したい」と話している。

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