海兵隊撤退めぐる表現は「調整中の案」と沖縄知事 復帰50年の要請 

 玉城デニー沖縄県知事は26日の記者会見で、沖縄の日本復帰50年に向けた政府要請の表現で在沖海兵隊について「撤退を含め」と明記する案を取り下げ「段階的な整理・縮小など」に変えたことについて問われ「県議会与党や市町村、全駐労などの関係団体から意見聴取している段階で、調整中の案が報道された」と説明した。「より現実的な整理縮小を求めていくため、内容を検討している」と語った。

 糸満市米須で土砂を採取しようとする業者が県に開発を届け出ていることに「この一帯は生を見詰める場所でもある。慰霊の念を込めた何らかの方法を見いださなければならないと考え、連日検討を続けている」と答えた。

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