「マスクつけずにしゃべりたい」 ランタンに子どもたち願い 長崎青年会議所 28日まで投票イベント

子どもたちのメッセージが書かれているランタン=長崎市、ベルナード観光通り

 新型コロナウイルス収束後に向けた子どもたちのメッセージやイラストが書かれた309個の手作りランタンが27日、長崎市中心部のベルナード観光通りに展示され、買い物客らがお気に入りのランタンに投票した。28日まで。
 長崎青年会議所が、新型コロナの影響で市民の行動が制限され、経済も落ち込んでいるまちを元気づけようと企画。長崎市内の諏訪小、桜馬場中、長崎女子高の児童生徒に台紙を渡してメッセージなどを書いてもらい、それを使って発光ダイオード(LED)ライトが入ったランタンを作成した。
 ランタンには「コロナがおさまったらマスクをつけずにみんなとたくさんしゃべりたい」や「旅行にたくさん行きたい」といった願いが書かれているほか、医療従事者に「いつもありがとうございます」と感謝するメッセージもあった。
 買い物客らはランタンを手に取って眺めたりしながら、小中高別にお気に入りのランタンを一つずつ選んでいた。投票総数が最多のランタンの児童生徒には図書カードを贈る。

© 株式会社長崎新聞社