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ひばりを模した “ジャイヴォロノク・イズ・ティスタ” (Жайворонок iз тiста : 粉生地からできたひばりの意味)は春の到来を喜ぶパンです。ウクライナでは春分の日にキリスト教の40人の聖人にちなんで40個作り、家族や親しい人と分け合ったり、木の枝に吊るして飾る習慣があるそうです。本来はハーブ等は加えずプレーンなタイプですが、アレンジを加え、ウクライナ料理によく使われるディルでひばりの羽毛の模様を表現しました。ふんわり柔らかな食感です。
by Z&B;さん
このレシピの材料
数量:約6cm×20個分
強力粉… 150g
薄力粉… 120g
塩… 小さじ 3/4
ディル(乾燥)… 大さじ 1と1/2
たらこふりかけ… 小さじ 3/4
粉末バターミルク(またはスキムミルク)… 大さじ 3
ドライイースト… 小さじ 1
はちみつ… 小さじ 1
水… 180ml
黒胡椒またはコリアンダー(ホールタイプ)… 40粒
卵… 1個
植物油(種類はなんでも可)… 小さじ 1/2
下準備
卵を常温に戻しておく
作り方
1.小麦粉、ディル、塩、たらこふりかけ、バターミルク、ドライイーストを大きめのボウルに入れ、よく混ぜます。
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2.水とはちみつを加えてよく混ぜます。
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3.生地を円周から起こして中心に折り込み、回りこむようにして練ります。一周したらまた繰り返します。
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4.15分ほど練り、生地のきめがなめらかになったら丸くまとめ、全体に植物油を薄く塗り、ボウルにラップをかけて暖かいところで1時間くらい置きます。 (オーブンの発酵機能を利用する場合は35℃で20分くらい。そのままオーブンの中で更に20分ほど置いておきます)
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5.生地が2倍くらいになったらフィンガーテストをして発酵具合を確認します。 指に小麦粉を薄く付け、生地の中央にまっすぐ刺し、指を抜きます。 穴がすぐふさがって来ないようならOKです。
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6.生地を手のひらで静かに押してガスを抜き、小麦粉を薄く振った作業台に移します。 太い棒状にして2つに切り分け、半分はボウルに戻してラップをかけ、過発酵を防ぐために冷蔵庫へ。 残りの半分をやや長めの棒状にして10個に切り分け、ラップをかけ15分休ませます(ベンチタイム)
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7.15分経ち、生地が少し膨らんだら鳥の形に形成します。 まず16cmくらいのひも状に伸ばし、片端を少し折り込みふくらませます。こちら側が頭になります。 輪にして端をくぐらせて頭を出し、指先で頭の生地をほんの少しつまんで引っ張り、とがらせてくちばしを作ります。 結び目から飛び出ている反対の端を指で平たくつぶし、包丁を4回入れて尾羽を作ります。
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8.ひばりの形ができたら目を入れます。 手のひらにのせ、目の位置に竹ぐしを刺し、穴に胡椒などの粒を置いて竹ぐしの頭でやや深めに押し込みます。 浅く置いただけだと二次発酵や焼いた時に生地がふくらんで押し出されてしまうので注意しましょう。
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9.卵を小鉢に割りほぐします。 ペストリーボード(薄手のまな板やアルコールで拭いた段ボールで代用可)に天板のサイズに切ったクッキングシートをのせ、形成したひばりを置き、卵液を刷毛で塗り、ラップして置いておきます。 その間に切り分けておいた残りの半分の生地を冷蔵庫から出し、10個に分割してすぐに形成します。(ベンチタイム不要) こちらも天板サイズに切ったクッキングシートの上に並べていきます。 全て形成し終わった時点でオーブンの中に天板を入れて予熱(180℃)を開始します。
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10.予熱中にもう一度卵液を塗ります。 予熱が完了したらオーブンから天板を取り出し、ペストリーボードからクッキングシートごと滑らせるようにして生地をのせます。 天板をすばやくオーブンに戻して約8~10分、きつね色に焼き色がつくまで焼きます。 6分くらい経ったところで一度天板を取り出し、生地の位置をすばやく変えると焼きむらが少なくなります。
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11.焼き上がりをすぐに食べない場合は網の上にのせて少し冷まします。 焼き立てはとても熱いので、やけどに注意して下さい。
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12.【甘口のバリエーション】 ディルとたらこふりかけの代わりに ・ペパーミントティーの茶葉 大さじ 1と1/2 ・刻んだくるみ 30g ・ココアパンやオレオなどのココアクッキーを細かくほぐしたもの 大さじ4くらい を加えます。 その場合、はちみつは大さじ 1と1/2、水の代わりに紅茶(人肌に冷ましておく)を使います。 生地に加えるものの工夫しだいで、様々なバリエーションが楽しめます♪
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