菜の花と桜 鮮やか“競演” しまばら火張山花公園

平成新山をバックに、咲き誇る菜の花を写真に収める来場者=島原市、しまばら火張山花公園

 島原市上折橋町のしまばら火張山(ひばるやま)花公園(旧しまばら芝桜公園)で、菜の花と桜が見ごろを迎え、黄色とピンクの花の“競演”が来訪者を楽しませている。
 公園は約10ヘクタール。NPO法人「芝桜公園をつくる会」(松本良一理事長)が維持管理している。約3ヘクタールに菜の花約1千万本と、園の入り口付近のソメイヨシノ約200本が満開。福岡県から大学の卒業旅行で訪れた小野あずささん(22)と坂本明日菜さん(22)は「すごくきれいな景色で感動した。花がめちゃかわいい」と楽しんでいた。
 ゴールデンウイークごろには約2ヘクタールに植えた約500万本のポピーが見ごろになる。松本理事長(66)は「シバザクラやツツジの花の開花リレーを見に来てほしい」と呼び掛けている。
 入場には維持管理協力金300円が必要。高校生以下無料。

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