MR車両にヘッドマーク 「アジフライの聖地」PRへ 松浦駅でお披露目

アジフライをデザインしたヘッドマークを付けた「アジフライの聖地 松浦」号=MR松浦駅

 「アジフライの聖地」を宣言している長崎県松浦市が松浦鉄道(MR)の協力で運行している「アジフライの聖地 松浦」号のお披露目がMR松浦駅であった。
 新型コロナウイルス感染症の影響で減少した観光客を呼び戻すのが目的。MRの4車両に「アジフライ」をデザインした4パターンのヘッドマークを装着。そのうちの1両は福岡を拠点に活動するイラストレーターのノンチェリーさんがデザインしたポスターや、つり革をアジフライの食品サンプルで装飾するなど、車両全体で「アジフライの聖地」をPRしている。装飾などの制作費は約40万円。
 今月12日から順次運行しており、25日は午後0時15分から同17分の2分間、ヘッドマークを装着した上り(伊万里行き)、下り(佐世保行き、装飾車両)の車両が松浦駅に停車した。
 ホームでは車両のお披露目を兼ねたイベントがあり、友田吉泰市長が「『アジフライの聖地 松浦』号に乗っておいしいアジフライを食べに来てほしい」、MRの今里晴樹社長が「市と一体となって地域を盛り上げたい」とあいさつした。

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