東彼杵の「くじら焼」移動販売 福岡市に登場 そのぎ茶や町をPR

移動販売車「CHANOKO号」でくじら焼を購入する女性客=福岡市中央区、大丸福岡天神店エルガーラ・パサージュ広場

 東彼東彼杵町でまちづくりに取り組む「東彼杵ひとこともの公社」(森一峻代表理事)と九州電力が協力して開発した、たい焼き風の和菓子「くじら焼」の移動販売車が24、25の両日、福岡市に登場し、特産の「そのぎ茶」も合わせて町をPRした。
 九電は地域の企業や団体と協働して課題解決を図るプロジェクトを進めており、東彼杵町の交流人口拡大に向けた物産品販売事業として、同町名物のクジラと特産のお茶に着目した「くじら焼」と「くじら最中」を開発した。くじら焼の移動販売は県外では初めて。
 会場では、スタッフが通行人らにお茶の試飲を勧めながら商品やそのぎ茶をPR。森代表理事は「そのぎ茶や東彼杵町の知名度はまだ低く、知ってもらう機会にしたい」と話した。

 


© 株式会社長崎新聞社