レイズ・筒香が先頭打者本塁打 今季は切り込み隊長だ

筒香(ロイター=USA TODAY)

レイズの筒香嘉智外野手(29)は29日(日本時間30日)にフロリダ州サラソタで行われたオリオールズとのオープン戦に「1番・DH」で先発出場し、初回に今オープン戦1号を放ち、2打数1安打1打点だった。試合は7回制でチームは8―3で勝った。

オリオールズの先発は昨年9月にメジャーデビューした26歳の左腕ジマーマン。中越えに先頭打者弾を叩き込んだ。2回二死無走者は空振り三振に倒れた。5回先頭で代打を送られた。

筒香は今オープン戦で1番で出場するのは6試合目で14打数5安打、打率3割5分7厘、1本塁打、1打点と悪くない。28日(同29日)の試合後に行ったオンライン会見で「試合開始の1番打者というのは、いろんな情報が逆に邪魔をする時があると思いますので、そこを一度遮断して、自然体で入るということはここ数試合ですごく意識しています」と語っている。

レイズの番記者トプキン氏は自身のツイッターで「キャッシュ監督は『筒香はこの春とても快適に過ごしており、より良いシーズンになると確信している』と話した。1番打者を務める可能性は高そうだ」と投稿した。

長打力があり、今オープン戦で7四球を選ぶなど選球眼も良く、同出塁率3割4分1厘は1番打者の適性があるといえるだろう。メジャー2年目、切り込み隊長として大暴れするNEW筒香を見ることができそうだ。

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