橘家文蔵 黒川元検事長の賭けマージャン罰金20万円に「徹マンやれば元取れる」

橘家文蔵

落語家の橘家文蔵(59)が30日、ツイッターを更新。昨年、“賭けマージャン”騒動を引き起こした東京高検の黒川弘務元検事長(64)が罰金20万円となったことについて「20万位のガミだったら一晩徹マンやれば充分元取れるな」とツイートした。ガミとはマイナス(負け)のことで、“大甘処分”の上級国民を皮肉った格好だ。

“安倍政権の守護神”として知られた黒川氏は昨春の緊急事態宣言下、産経、朝日ら一般紙の癒着記者らと1000点100円のいわゆる「テンピン」レートで複数回賭けマージャンに興じたことを「週刊文春」に暴露された。

訓告処分が下って辞職に追い込まれたが、昨年7月に東京地検は黒川氏を単純賭博罪で不起訴処分(起訴猶予)とした。その後、検察審査会が「起訴相当」と判断し、今月18日に略式起訴された。新聞記者ら3人は再び起訴猶予となった。

ちなみに、漫画家でタレントの蛭子能収(73)は人気絶頂の1998年、新宿・歌舞伎町のマージャン店で絶好調に勝ちまくり、1万円程度儲けた頃に警察の手入れが入っって、麻雀賭博容疑で現行犯逮捕された。その時のレートはリャンピン(1000点で200円)と言われている。逮捕時、蛭子は「もう二度とギャンブルはやらない。賭けてもいい」との迷言を残している。

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