巨人・中島の尻に火? 中日・大野雄から価値ある1号ソロ「最高の結果になってうれしい」

本塁打を放った中島(左)は原監督から出迎えられた

巨人の亀井と並ぶ最年長野手・中島宏之内野手(38)が首脳陣の期待に応えた。「6番・一塁」の今季初スタメンで価値ある1号同点ソロを放った。

1―2と逆転を許した直後の4回、先頭の中島は沢村賞左腕・大野雄の初球122キロの変化球にバットを一閃。打球は左翼スタンド中段に飛び込んだ。

中島は「積極的にいこうと思っていたので高めのチェンジアップにうまく反応ができました。感触は良かったです」と振り返ると「逆転された直後だったので何とか塁に出ようという気持ちでしたが、最高の結果になってうれしいです」と笑顔を見せた。

ここまでウィーラーに一塁スタメンの座を譲っていたが、開幕4戦目で「6番・一塁」で初の先発出場。そんなベテランの今季初安打が、貴重な同点弾となった。

28日には〝大本命〟のメジャー196発男・スモークがついに来日。2週間の隔離期間を経てチームに合流する。「なんせ試合に出たいという感じでやっている」と話していた背番号5はこの日の1本で通算203本塁打となった。メジャーリーガー相手でも譲るつもりはない。

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