【W杯アジア2次予選】朝青龍が副音声で冷静解説 モンゴル大敗に「若い選手の励みになると思う」

2点目を決めた鎌田。モンゴルは0-14と大敗(代表撮影)

元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(40)が30日、フジテレビ系で生中継されたカタールW杯アジア2次予選のモンゴル―日本戦(フクアリ)の副音声にモンゴルからリモート出演した。

この日は同じくリモート出演したタレントのROLAND(ローランド)、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏らとともに軽妙なトークを披露。試合中には「この試合を見ていてモンゴルでチームを持ちたいなと思った。チーム名? FC68」と第68代横綱にちなんだチーム名を口にしたり、ワンサイドとなった展開にも「日本代表がサッカーを教えてますね。モンゴルは(自陣だけの)半分で試合してますよ」と謙虚な口ぶりだった。

結局、試合はMF南野拓実(26=サウサンプトン)らにゴールを決められ、0―14とボロ負けだったが、「若い選手の励みになると思う」と最後まで穏やかな表情。荒々しさ満点だった現役時代の面影は見られなかった。

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