【W杯アジア2次予選】エース・大迫勇也が貫禄のハットトリック「アピールし続けないといけない」

ハットトリックの大迫は珍しく表情を崩した(代表撮影)

日本代表FW大迫勇也(30=ブレーメン)が30日のカタールW杯アジア2次予選モンゴル戦(フクアリ)で貫禄のハットトリックを決めた。

前半23分にチーム2点目を挙げると、後半10分にはゴール前で絶妙なターンから自身2点目を奪取。終了間際にも得点し「しっかりと決めきることができて良かった。点を取ることだけを考えていた。いつもより前に残れてたので結果がついてきたのかな」と振り返った。

今後は9月から始まる最終予選など、本番へ向けて厳しい戦いが待ち受ける。チームのレベルアップも不可欠で「若い選手が出てくる中でこれを続けることがW杯で勝てるチームになってくると思う。各々がチームでしっかりと存在感を出していかないと」。その後に「特に僕はそうですね」と自虐的に語った。

出場機会に恵まれないクラブでの立場を意識するからこそ「難しい時期はあるが、トレーニングを重ねること、コンディションを上げていくことを意識してやっている。(代表とは)ポジションが違うが、しっかりとアピールし続けないといけない。絶対チャンスは来るのと思うのでしっかり狙っておきたい」と次なる戦いを見据えた。

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