サロンとカフェ連携の新サービス 平塚で4月スタート 神奈川

食と施術を組み合わせた新サービスを開発した中村さん(右)と武さん=平塚市役所

 神奈川県平塚市のリラクセーションサロンとカフェが連携し、4月1日から施術と薬膳料理などを組み合わせた新サービスを提供する。サロンを経営する中村基行さん(54)は「体の内側と外側の両面から健康と美容に働き掛ける効果が期待できる」とPRする。

 サロン「けんしん堂」(同市明石町)の中村さんが、「カフェ・ド・クレール」(同市紅谷町)店長の武元(ウーユアン)さん(38)に声を掛け、地元事業者の連携を支援する同市の制度を活用。市から紹介を受けた漢方の専門家の監修の下、黒キクラゲやトウガンなど潤いやむくみ解消の効果が期待できる食材を使ったスープと薬膳カレーを開発し、同サロンの施術と組み合わせて提供する。

 食事面の健康増進について啓発活動に取り組んでいる中村さんは「施術と食事の相乗効果が期待できる」。武さんは「料理は具だくさんで、味や見た目も楽しめる」と話している。

 コースは3種類で「おなか潤うコース」(税込み4千円)、「むくみスッキリコース」(同5千円)、「スッキリ美脚コース」(同7千円)。先着100人で、利用前日の午後5時までに同サロンで予約する。予約・問い合わせは同サロン電話0463(51)6350(水曜定休)。

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