広島が1日の阪神戦(マツダ)を3―6で落とし、同一カード3連勝を逃した。昨季0勝4敗と苦手にしていた阪神・秋山に手こずって7回2失点と好投を許し、今季初勝利を献上。佐々岡真司監督(53)は「いろいろと策を練っていたが、まだまだ徹底できていなかった。ただ6、7回は意識が見えたので、それを早い段階から見せてほしかった」と肩を落とした。
一方で連投中だった新守護神の〝温存〟には成功した。開幕からフル回転のドラフト1位・栗林良吏投手(24)に関しては「今日は(登板予定は)なかった。5試合中4試合で投げている。そんなに間隔を詰めて投げたこともないでしょうし」(横山投手コーチ)とブルペンでの準備はなし。長いシーズンを見据えた積極的休養となった。