堀内恒夫氏 巨人・坂本&岡本和&丸の中軸トリオに注文「打ってやんなきゃ」

堀内恒夫氏

元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫氏(73)が自身のブログを更新し、0―2で今季初の零封負けを喫した2日のヤクルト戦(東京ドーム)についての見解を示した。

先発マウンドに上がったのは、エース菅野の〝代役〟となった野上。6回2失点と好投しながら黒星を喫したが、堀内氏は「よく投げたよね。村上くんに2ラン打たれたけど、及第点ですよ」と評価した。

野上は選手生命にかかわるアキレス腱断裂の大ケガを乗り越え、この日が605日ぶりの一軍登板だった。それだけに、ヤクルト先発の小川をはじめとするツバメ投手陣から1点も奪えなかった攻撃陣には「小川くんを打てないクリーンアップ」と題した同ブログ内で、こうつづった。

「今日は打ってやんなきゃ。ヤクルトの先発 小川くんに対して 巨人のクリーンアップが 全く打てないんだもん」

3~5番の坂本、岡本和、丸の中軸トリオはこの日は無安打に終わった。中でも堀内氏は坂本の打席内容を指摘し「坂本は、小川くんのスライダーが打てないでいるけど 思ってもみないところで まっすぐが来て ビックリしてるもんね」との分析を添えた。

ただ、すべてはもう終わったこと。3日の同戦では春季キャンプ終了後にヤクルトにトレード移籍した田口と〝初対戦〟する。最後に堀内氏は「どんな試合になるか楽しみだ」とGナインとのガチンコ勝負に胸をおどらせていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社