横浜銀蝿40th、遂に全国ツアーがスタート!「横浜銀蝿40thだ!夜露死苦!!」

2020年に結成40周年を迎え、オリジナルメンバーである、嵐・翔・TAKUに加え、37年ぶりにJohnnyが初合流を果たし、オリジナルメンバー4人で1年間の期間限定完全復活を果たした“横浜銀蝿40th”(読み:ヨコハマギンバエ フォーティース)の全国ツアーが、4月2日(金) KT ZEPP YOKOHAMAより遂にスタートとなった。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響で昨年予定していたワンマン・ライヴはすべて実施することができなかったので、メンバーにもファンにとってもずっと待ちわびていた公演である。

嵐の掛け声をきっかけに、バイクの爆音が鳴り響き、翔が「横浜銀蝿40thだ!夜露死苦!!」と叫ぶと、会場は静かながらも熱く沸き始めた。1曲目はお決まりの「ぶっちぎりRock'n Roll」に始まり、立て続けに2曲を披露。

昨年リリースしたアルバム『ぶっちぎりアゲイン』に収録されている楽曲、「1980 HERO」や「Again」なども披露。新旧織り交ぜたセットリストは、まるで“横浜銀蝿40th”のすべてを表しているかのようだ。

ソロパートでは、37年ぶりにステージに復帰したJohnnyの代表曲「ジェームス・ディーンのように」。当時と変わらぬ甘い声に、うっとりする女性ファン多数。嵐とTAKUもそれぞれがメインをとる。歌うTAKUの横では、空白の年月を感じさせない翔とJohnnyの息のあった軽やかなステップ。サポートドラムのATSUSHIによるドラムソロに、TAKUによる唸るベースソロが絡み合っていく。

「ファイヤー!」と威勢の良い掛け声で始まったのは、昨年シングルCDとして発売された「昭和火の玉ボーイ」。昭和のギャグが満載のノリノリな楽曲で、懐かしのフレーズにクスッとしてしまう。ファンも「ファイヤー!」の掛け声では高く拳を上げる。翔とJohnnyの絡み合いも同級生の2人ならでは。“ずっとみんなに逢いたくて、作った”新曲「逢いたくて 逢いたい」はその名の通り、翔が思いを込めて作った楽曲。涙するファンの姿も見受けられた。そして、代表曲「男の勲章」「ツッパリHigh School Rock'n Roll(登校編)」と続き、三三五拍子では会場が一つになった。

横浜銀蝿40thはこのあと札幌、大阪、福岡、名古屋公演、そしてツアーファイナルとなる5月3日(月・祝)ZEPP TOKYO公演が控えており、追加チケット発売もスタートしているので是非チェックしてほしい。

© 有限会社ルーフトップ