巨人に緊急事態!丸や中島がコロナ陽性で計6選手が登録抹消

中島宏之(左)と丸佳浩

巨人は4日、前日3日午前中に行ったPCR検査の結果、丸佳浩外野手(31)と中島宏之内野手(38)が陽性と判定され、若林晃弘内野手(27)も要再検査となったことから、NPBの「特例2021」に基づき、一軍登録を抹消することを発表した。3選手は医療機関でPCR検査を受け早ければ4日夜に結果が出る。

また、丸ら3名のほか、同選手らと名古屋遠征での移動時に接触頻度が高いと、球団が判断した亀井善行外野手(38)、増田大輝内野手(27)、北村拓己内野手(25)の3選手も「特例2021」に基づき登録抹消となった。

抹消される6選手と、接触頻度の高かったトレーナーやスタッフなど計12名はすでにチームから隔離されており、ここまでの体温も平熱、咳や味覚・嗅覚異常など感染を疑うような症状は出ていないとのこと。一軍の監督・コーチ、選手、スタッフ98名にはこの日、午前にPCR検査を再び実施。2、3日に試合を行った東京ドームの選手エリア全域については、3日深夜からこの日の未明にかけて消毒作業を実施した。

登録抹消に伴い、この日予定されていたイースタン・リーグの楽天戦(仙台)は、巨人側から実施できない旨を申し出、中止が決定した。

代役として、東京ドームには、ドラフト5位・秋広優人内野手(18)、立岡宗一郎外野手(30)、香月一也内野手(24)が急遽招集。原巨人にとっては手痛すぎる主力の離脱となった。

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